(5)Hanoytangenドライドッグ及びAtshore係留設備の見学 ドライドッグは岩盤を削岩し、底盤部のみコンクリートを打設してレベル出しを行ったものであった。恒久ゲートはPCのケーソンで、側壁とはH形鋼の切落しで繋いだ簡単な構造である。海水注水用のバルブは見当たらず、切落しを除去することで注水するものと思われる。 ドッグ内はHeidrun及びTrollのコンクリート製梢造物の建造作業も終り、1975〜'93年に貯油用として活躍していたElf社の固定式鋼製プラットフォームの解休作業(写真-2.2.9)が行われており、今後、この種の作業の営業活動を行い、ドッグを活用するとのこと。 Atshoreの係留設備のポンツーンは写真-2.2.10のようなトラス部材を介して、鋼管杭(3本)製の固定ブイの天端にピボットで結合されている。また、ポンツーンとトラス部材はピッチングに対応できるようピン結合されている。海面は非常に波静かであり、100mの水深があるとのことであった。
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